商工ジャーナル掲載のご報告

投稿日:2025.12.08



商工ジャーナル掲載のご報告|東洋ステンレス研磨工業株式会社

MEDIA / NEWS

企業を強くする「デザイン経営」の事例として

2025年12月号
このたび、商工中金の機関誌「商工ジャーナル」特集 「企業を強くするデザイン経営」にて、
東洋ステンレス研磨工業株式会社の取り組みをご紹介いただきました。

掲載誌:商工ジャーナル(商工組合中央金庫 機関誌)
特集:企業を強くするデザイン経営
掲載号:2025年12月号

掲載内容の概要

記事では、当社の原点であるステンレス鋼板の受託研磨加工からスタートし、 半世紀以上にわたり独自の研磨技術を磨き続けてきた歩み、 そして「意匠性」と「機能性」を併せ持つ金属ブランド 「MAKO®」の立ち上げに至るまでのストーリーが紹介されています。

また、職人の仕事を「金属に化粧を施す」行為と捉えた 「金属化粧師®」という職能コンセプトや、 仕様書化・知財戦略・デザインとの連携を通じて、 下請型の受託加工から自社ブランド型ビジネスへと シフトしていったプロセスについても取り上げていただきました。

特集で取り上げられた主なトピック

1. 受託研磨から意匠金属ブランド「MAKO®」へ

創業の時代から続く受託研磨加工を基盤に、 バイブレーション研磨やブラスト研磨など、多様な表面処理を開発してきた当社。 それらの技術を「意匠建材」として体系化し、ブランドとして打ち出したのが 意匠金属ブランド「MAKO」です。

建築家・デザイナーとの共創を通じて、 金属素材に新たな表情と価値を与えるブランドとして成長してきた点を ご紹介いただいています。

2. 「金属化粧師®」という職人観と人材育成

当社では、金属の表面に意匠性と機能性を与える職人を 「金属化粧師®」と名付け、職業名として商標登録しています。 入社後の育成プロセスや、先輩との対話・記録を通して、 ものづくりの価値観を共有していく仕組みについても記事で触れられています。

「研磨はアートの時代へ」というメッセージのもと、 仕事を単なる加工工程ではなく、「金属に宿る美しさを引き出す表現行為」として 捉えている点が、当社ならではの特徴として紹介されています。

3. デザイン経営と知財戦略への取り組み

金属表面のパターンや質感を、仕様書や図面として可視化し、 知的財産として守りながら活用していく取り組みも重要なテーマのひとつです。

デザイン、技術、知財を一体として捉えることで、 「模倣されにくい表現」と「機能性」を両立させた金属意匠を生み出している点を、 デザイン経営の具体例として取り上げていただいています。

4. 採用事例と今後のビジョン

商業施設のエントランス壁面や高級キッチンの天板、 サイン・ファサードなど、当社の意匠金属が採用された事例にも触れながら、 「本物の金属だけが持つ質感」を生かした空間提案についても紹介されています。

今後は、平面パネルにとどまらず、空間全体の構成やライフスタイルの提案まで 視野に入れた展開を目指していることをお話ししました。

代表メッセージ

このたび、商工ジャーナルの「デザイン経営」特集に取り上げていただいたことは、 私たちがこれまで大切に育ててきた技術とブランドの歩みを、 あらためて客観的に振り返る機会となりました。

受託研磨からスタートした小さな工場が、 多くの建築家・デザイナー・お客様との出会いを通じて、 「金属に化粧を施す」企業へと変化してきたプロセスを、 ぜひ記事を通じて感じていただければ幸いです。

これからも、本物の金属の美しさと機能性を両立させた意匠金属を通じて、 空間と人の暮らしに、ささやかな驚きと心地よさをお届けしてまいります。

東洋ステンレス研磨工業株式会社
 代表取締役社長 門谷 豊

記事をご覧になりたい方へ

掲載記事の全文は、商工ジャーナル本誌にてお読みいただけます。
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東洋ステンレス研磨工業株式会社
本社所在地:福岡県太宰府市水城6-31-1
TEL:092-928-5430 / FAX:092-928-3733
Webサイト:https://www.mako-metal.com/

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