BAMBOO EXPO 2025 出展いたします。
金属の表情をデザインし、空間に彩りを与える。

2025年12月11日(木)〜12日(金)|東京都立産業貿易センター 浜松町で開催される、「BAMBOO EXPO24」に出展いたします。
本イベントは、空間デザインの創造性やクオリティを追求するため開催されております。
空間デザイナーや建築家、メーカー、施主といった、空間づくりに関わる人々が繋がるプラットフォームとしての役割を担っています。
当社の展示コンセプト
私たちは「金属の表情をデザインする」という思想のもと、金属素材のもつ冷たさや硬さの先にある“生命感”を追求しています。
それは、単なる工業素材としての金属ではなく、「空間に詩を生む素材」としての金属です。
2025年のBAMBOO EXPOでは、原点回帰とも言えるテーマ「原初の輝き」を掲げ、最新技術と感性の融合から生まれた新しい意匠金属たちを
展示いたします。研磨という伝統技術を、現代のアート・建築・デザインの文脈で再構築し、金属の未来を描き出します。
出展作品紹介
原初の削り − ルミナボルテ

「原初の削り − ルミナボルテ」は、金属が持つ“光の根源”を表現するステンレス研磨の到達点です。
水の中で金属を研ぎ澄ますように磨き上げる独自の研磨法により、まるで日本刀を研ぐかのような深く美しい筋目が現れます。
その研磨目は、表層の輝きではなく、内部から湧き上がるような奥行きを感じさせ、見る角度によって“流れ”や“呼吸”を感じ取ることができます。
さらに、その表面に微細な3D模様を施し、渦を巻くように光が移ろう構成を実現。静と動が共存する新しい金属表現として、空間に生命を吹き込みます。
建築内装からアートピースまで、金属の新しい存在感を提示する作品です。
焔天目チタン − EN TENMOKU TITANIUM

新しいコンセプト「焔天目チタン」は、国宝・曜変天目をオマージュした光干渉チタンパネルです。
チタン表面に形成される酸化被膜の厚みをナノ単位で制御し、偶然と必然が織りなす美しい干渉色を引き出しています。
まるで星空のように変化する色彩は、光の角度・強さ・時間帯によって異なる表情を見せ、観る者を飽きさせません。
さらに、焔天目チタンは屋外・屋内を問わず、温泉地域などの厳しい環境下でも高い耐食性を維持します。
意匠性と機能性を両立した次世代のデザインメタルとして、建築外装・アート・家具など多様な領域への応用が期待されます。
光の干渉膜による反射は、自然光を取り込みながら空間を照らす“生きた金属”として、新しい感性を呼び起こします。
ミステリアスミラー® × 粉雪 什器シリーズ

東洋ステンレス研磨工業が長年磨き続けてきた「ミステリアスミラー®」は、見る角度によって奥行きが変化し、金属とは思えない柔らかい光を放つ独創的な鏡面です。
今回は、このミステリアスミラーを多面体の什器構造に組み込み、さらに「粉雪(こなゆき)」と呼ばれるステンレス意匠面を組み合わせた新シリーズを発表します。
“光”と“影”、“実像”と“虚像”が交錯する構成により、空間に異次元的な深みを生み出す金属什器。
建築内装・店舗什器・アート展示など、多様なシーンで「金属が持つ詩的な存在感」を体現します。
工業製品でありながら、どこか有機的で、観る者に「温度」を感じさせる、そんな金属表現の新たな挑戦です。
金属の未来へ — 私たちの想い
東洋ステンレス研磨工業は、半世紀にわたり「磨く」という行為を通して、金属の内側に潜む“感情”を探求してきました。
その道は決して平坦ではありません。しかし、私たちは信じています。
金属の表情を変えることは、人の心の風景を変えることだと。
建築、アート、デザイン、そのどれもが金属と共鳴するとき、新しい物語が生まれる。
私たちはこれからも、素材の声に耳を傾け、研磨の光の中に“未来の美”を見出していきます。BAMBOO EXPO 2025 出展|東洋ステンレス研磨工業株式会社会期:2025年12月11日(木)〜12日(金)/会場:東京都立産業貿易センター 浜松町